マンゴーについて

沖縄で栽培されている大部分はアーウィン種、通称アップルマンゴーと呼ばれている種類になり沖縄で栽培されているマンゴーの95%を占めています。 なかむら農園のマンゴーもアーウィン種のアップルマンゴーになります。 アーウィン種のアップルマンゴーは、収穫期間が短いことや温度管理、枝葉の剪定、土壌管理や気候条件なども重要で、栽培が難しく手間暇が非常にかかる為一般的に希少価値が高くその分価格も他の果物に比べ高くなります。

マンゴーにはビタミンA・B1・C・E・カロチンいった栄養価やミネラルが豊富なのも特徴のひとつです。 マンゴーは実が熟すると自然に枝から切り離します。その為収穫時期には「袋かけ」を行いマンゴーが地面に落ちない様にします。袋の中にマンゴーが落ちたらそれが一般的に「完熟」の合図なのですが、収穫してから3〜4日程度が一番の「食べ頃」になります。
なかむら農園のマンゴーも完熟した後収穫し、発送致します。 この完熟での収穫は沖縄の太陽の恵みを最大限に受けられることにあり、あまくておいしいマンゴーを栽培する為に必要なことでもあります。

マンゴーが出来るまで
  
1月〜2月頃

1月〜2月頃

沖縄では「は〜がら」と呼ばれているさとうきびの葉っぱや皮を乾燥させたものを畑の中に敷き詰める作業を行います。 マンゴー畑の中に雑草を生やさない様にする為とマンゴーの木周辺が乾燥しない様にするという目的があります。

  
1月〜2月頃

1月〜2月頃

約400坪程のマンゴー畑いっぱいに敷き詰める作業は簡単な様で結構大変な作業ですが、極力マンゴーハウス内では除草剤などを使用しない様に心がけているなかむら農園のこだわりの一つでもあります。

  
1月〜2月頃

1月〜2月頃

これから本格的にマンゴー栽培の始まりです。

  
2月〜3月頃

2月〜3月頃

今年の新芽が出てきました。 この新芽が成長し花が咲き受粉してくれれば、今年もおいしいマンゴーをお届け出来ます。

  
2月〜3月頃

2月〜3月頃

今年は気候の影響で開花が心配されていましたが、何とか例年並みに開花してくれました。 でも開花しただけではマンゴーは出来ないんですね。これから大切なのが「受粉」です。

  
2月〜3月頃

2月〜3月頃

3月〜4月頃写真の様に小さいマンゴーの実が出てきました。わずか1センチ程の小さな実です。マンゴーは一本の枝から5〜6個程しか収穫しない為、必要な実だけを選別し残したマンゴーが充分成長出来る様に手入れします。

  
2月〜3月頃

4月〜5月頃

だいぶマンゴーの実も大きくなってくる頃です。この頃から沖縄は気温もだいぶ高くなり、虫達も活発になるので虫被害にも充分気をつけて成長を見守ります。

  
2月〜3月頃

7月〜8月頃

収穫まじかのマンゴーです。
マンゴーは完熟すると自分で枝から実を切り離すので、そろそろ完熟と思われる頃を見計らって写真の様にマンゴー1個1個に袋をかけていきます。
完熟し袋に落ちたマンゴーを収穫し、品質や糖度をチェックし発送準備をします。

  
2月〜3月頃

7月〜8月頃

収穫まじかのマンゴーです。
大切に育てたマンゴーが今年も実ってくれました。
あまくておいしい沖縄マンゴーをどうぞご賞味下さい。